自動操縦で時空を越えて月と隣同士に浮かぶ人口惑星マリアを見つめる。 紅の美しい色のマリア。 それ以上に美しい惑星がシャトルの中から見ることが出来た。 私たちの創造した蒼い色の惑星…地球。 「……キレイ~」 「……我々が創造した生命に溢れた惑星ですから……」 私の隣で透牙が呟く。