「シグマさまとドラゴンさまとともにマリアに行きました…」 「はぁぁぁ~!!?」 俺は慌てて飛び起きる。 思うように体が動かない…重く…そして、四肢が痺れていた。 「お目覚めですか?」 耶麻斗が部屋の入って来た。 「体が思うように動かない…」 「当然です。マスターさまは瀕死の状態で運ばれ、死ぬところでしたから私は 瑠可さまの遺言通り…マスターさまに…瑠可さまの血を輸血しました」 「!!!?瑠可の血を俺に??」