眩しいくらいの照明。 高くて半円形の天井。 プールには蒼く澄んだ水が一面に広がる。 「……」 プールを見ただけで…ヨシは震えてヤッキーの背中に体を丸めて隠れる。 「やっと来たな…ヨシ」 私たちの前に銀色の髪に蒼い瞳のキングの姿の恭が現れた。 「おい!!!亜希緒を何処に隠した!!?」 「俺の耳元で叫ぶな!!」 ヤッキーは後ろに隠れていたヨシの体を強引に前に押し出す。 「ヨシ…お前が救え!!」