撥ね飛ばされたナルの体は水の壁にぶち当たり…その場に倒れ込んだ。 「ナル!!!」 私は倒れたナルの体に近づこうとするが…キングが私の前を阻む。 「……姫さま~邪魔者は消えた…」 「キング!?目を覚まして!!」 「……」 キングは私に近づく。私は逃げるように一歩下がる。 「……!!?」 誰かが…水の玉を消し去った。