「どうやったら…カレーになるんだ……たくっ…話にならない…」 「……すいません」 「…耳掃除ちゃんとしてんのか?」 「最近してないかな~」 「……たくっ…耳掃除しろ!」 ナルは呆れ返っていた。 私はようやく席に座らせて貰えた。 ふと見ると…空席の恭の席が視界に入って来た。 ヨシは毎日…登校しているのに…恭は最近…休みがち。 ナルも心配していた。