「……」 俺は実の母親の浮気相手と出来た子供。 蒼い瞳の浮気相手…。 隠すことは出来なかった…俺も同じ蒼い瞳だったから。 家族全員が俺を…まともに人として扱ってはくれなった。 家の離れの蔵に閉じ込めて…俺に首輪まで付けた。 そして「タマ」と俺を呼んだ。 俺に与えられた食事は猫の食べるツナ缶。 俺と半分繋がった弟は…真芝家の跡取りとして大切に育てられているのに… 俺は…まるでペットように扱われ…虐げられた。