「……あなたは…心が病んでいる…。神としての力を復活させても…強くならなけれ ば…彷徨える魂たちに…巣食われてしまいます…。心を強く持ってください…」 「……ふん…。戯けた事を…ドラゴン…。お前に指図される憶えはない…」 ナルの言葉をまともに聞こうとキングはしなかった。 「……」 キングはエリスたちを連れて…姿を消した。 「…大丈夫ですか?」 ナルがヒロの身を気遣う。