恭の表情と声音が一瞬、寂しげな様相を見せたけど…いつもの笑顔に戻った。 「……今日の餌はプリスキーだ!」 「……」 「猫ダイスキ~プリスキー♪♪♪」 と恭は陽気にCMソングを口ずさみながら…プリスキーを開ける。 私の足元に擦り寄っていたエリスが恭の元に行ってしまった。 「……お前!!?また…コソコソと猫を飼ってるのか??」 バレて欲しくない相手にバレてしまった。