「…まあ~二人のことはいいから~泳ぐぞ~」



 ヤッキーは浮き輪を私に渡す。


 「うん…」


 このまま…ビーチいたら干からびそう感じの暑さ。



 私もヤッキーに手を引かれ、海に入る。



 程好い冷たさを体に感じて、私は浮き輪でプカプカと海面を漂う。


 ヤッキーは私の浮き輪を掴む。


 「…沈みそうで怖い><」


 「……その時は俺が助けてやる!」


 「……ヤッキーは泳げるの?」


 「人並みだが…泳げる…もう少し沖に出るぞ!!」


 面白がって…ヤッキーは私を沖へと連れ出す。