「オマエ、可愛い子捕まえたな」






「羽菜はオレのだから」





「なんだ、そりゃ」







今度は
羽菜が平汰にノートを渡した。







(高嶋羽菜。

ゆっくりしゃべれば
大体わかるから、
たくさん話しかけてね


よろしく!)






「えっ、
この紙ほしいー」




平汰が言うと、


海斗がダメと言ってノートを取り上げた。





「早く教室行こう」