脱力くんの話によらず


頭の中パニック。

「俺のこと覚えてる?」

え?え?こんなさわやか青年いたっけ?
たぶん中学だよな?あれれのれ?

「太田だよ」

「…え?………ああ!!」

思い出してつい声を上げて
指を指してしまった。

太田くんはクスクス笑ってから
「ご新規2名様入りまーす!」と
大きな声で席まで案内してくれた。