「私も、さっきの少し聞こえたし。何となく把握出来た…サイッテイな奴!」 思いっきり奴を睨み付ける佐倉。 その場の体勢を立て直し、血を拭った。 「柚───って、あーアイツの友人か何かか」 「アイツ呼ばわりすんな、クズ」 「春…?なっちゃん?」 何とも言えない表情を向ける柚が立っていた。 さすがにこの騒ぎ、 周りの人達が『喧嘩だー』『誰か』と騒ぎ始めている。