片手を上げて、軽く謝罪している様。 それに対して「大丈夫です」と返す柚。 園内へと進み始めた二人。 「さ、行くよ」 佐倉の合図でチケットを素早く購入し、離れた所から後を付ける。 まだ何を乗るか決めている様子。 「柚さー…結構モテるんだよ?柚ってさ、誰にでも笑顔で優しく話すでしょ?可愛いしね。」 「……へェ」 分かっていた様な、分かりたくなかった様な… そんな感情の所為か、返した返事がぶっきらぼうになってしまった。 見抜いた様に不敵に笑いながら俺を見る佐倉。