「そうだよ、だって渡せなくなるまでその女の子の事…強く思って、悩んでくれたんでしょ?女の子はその気持ちだけで十分だと思う」 強く、思ってたよ。 思ってる。 「なんか私が幸せな気持ちになっちゃった。ありがとう、春」 部屋の壁に、沢山の写真が飾ってある箇所を見付けた。 色んな奴と映っている写真。 勿論、俺との写真も… ガキの頃の柚と聖と俺が並んでいる写真を見付けると 思わず顔の力が抜ける。