「病院、行くよ」 「やだ、薬も嫌いだし、注射も。」 「もー…良い年して」 おばさんが困り果てるのも、無理はない。 変な所、頑固だな。 「しょうがないか、じゃあお母さん薬買って来るから…大人しく寝てるのよ」 早くも諦めが付いた様に忠告している。 多分、此処は折れないんだろうと俺も思う。 「春くん、本当有難うね。学校戻って?」 そう言われるもゆっくりと眠る柚へ視線を下げた。