ドアを開けると、ゆっくり柚を下ろし真っ先にりベッドへ寝かせた。 瞳は閉じられて、グッタリと眠っている。 制服、早く脱がせないと…俺には出来ないけど。 「春くん、ごめんね。有難う」 体温計や熱を下げる為のシートを抱えて、 おばさんが瞳を細めて笑い掛ける。 この前の事を思い出して、 少し照れ臭い……。 「「…39度」」 電子音を合図に体温計の表示を覗き込んだ俺達は、同時に読み上げた。