平和な朝登校。
欠伸をしながら、教室の扉を開けるといつもの光景。
いつもの光景というのは、
他のクラスからも来てるだろう人数の女子が聖の周りを囲んでいる。
柚も友達に引っ張って来られたのか、その中へ混じって笑っている。
何事もないかの様に、椅子へ腰を下ろした。
微かに聞こえてくるのは、
「ねー聖也君の好みのタイプってなに?教えてー!」
「お、良い質問!そうだな、女の子なら誰でも好きだよ」
「え、じゃ私立候補!」
懲りないっつうか…
朝から元気だな。
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