君の光を想う




見た通りに鈍感で人を疑う事を知らない。
そのためかすぐに騙される。



でも、
こいつのこういう所に惚れたんだと思う。



誰よりも優しくて、

人の事ばかり考えて、

何対しても一生懸命で笑顔を絶やさない。




「ねー…何かのソース付いてるよ」




近付いた柚の顔を思わず逸らして袖で口を拭った。