ずっと、これからも。 なァ…柚。 『大好きだよ、春』 「堪らないくらい、柚が好きなんです」 思わず零れてしまった想い。 柚が俺を好きって笑ってくれた。 あの笑顔は、俺だけに向けられたモノ。 「…そうか、そんなに好きか」 「アイツの笑顔を消したくない…」 ポケットに入っている石を強く握り締めながら真剣な瞳を向けた。 石に触れた瞬間、柚が俺に微笑んでくれた気がした。 「柚ちゃんを自由にしてやっても良い」 聞こえた声に耳を疑った。 それは許しを乞う様な声。