君の光を想う







もう、無理なんだ。




もう、お前を手放す事なんて出来ない。




何もかも気付くのが遅くてごめん。





もう逃げたりしない。






「俺、明日会社に行ってくる」





髪を撫でる指先を感じ取りながら決意を告げた。