もうオレンジ色ではなくなった空へその石を翳した。 瞬く星空がそれを照らして、オレンジ色の光が透き通っている。 『もっともっとオレンジ色が好きになったよ』 なあ、その時同じくらい俺の事も好きになってくれたか? つーか今更だけど、俺のがピンクって。 「…バーカ」 唇の力が少しだけ緩む。 でも柚が俺の為に選んでくれた春色が嬉しかったのは事実。 一つだけ信じてる事は、 まだ柚はきっと俺の事を好きでいてくれるという事。 きっと心は繋がっている。