君の光を想う






「お前だって怒ってるじゃん」


「うん。でも皆頑張ってるのにああいう態度は良くないと思う」


「じゃあ俺が他の奴に優しく笑顔振りまいても何とも思わない訳?」


「嫌だけど、私の気持ちだけで皆の想い崩せないよ」


「俺はお前が…」






俺は他の奴にどう思われたって構わない。


お前が本当に嫌っつうなら止めても良い。


柚は皆の為を思う、自分の気持ちを犠牲にしてでも。






俺は自分の事ばかりで醜い感情を押し付けてしまっている。


やっぱり俺が間違っているのか。




独占、嫉妬。


そんな感情は全て抑えた方が正解なのか。







「悪い、頭冷やしてくる」






素早くそう告げて、その場から立ち去る様に足を進めた。







暫く屋上で佇んでいるも想いは整理出来ない。


お前の全てを受け止めると決めたのに…