「春」 柚が俺の方を向く。 「ごめん」と告げてしまえば、まだお前は許してくれるのか。 だけど、何度も続く事なら耐えられない。 「何?」 「ごめんね」 ふざけんな… 何で謝んだよ。 「ごめんって何?」 「怒ってるから」 何で怒ってるのか…理解はしているのか。 意地なのかまだ微かに眉は歪んでいて。 ここで俺も謝ってしまえば、俺達は次の瞬間、いつも通りに戻るのかな。