「…何だよ」 「皆、困ってる」 「…知らねぇ」 「そんな言い方、皆の為に頑張るって言ったじゃん!」 教室に響き渡る声。 静まり重苦しい室内。 「それはお前が皆で焼き肉楽しみって言うからだろ!」 「私の事、嫌いだからって皆にあたるの止めてよ…!」 「はーいはい。そこまで」 険悪な雰囲気を破ったのは、佐倉だった。 分かっていた事だけど、無数の視線を浴びている。 「外で!やって下さいね?」 声を強調しながら不自然な笑顔を作った佐倉に追い出された。