君の光を想う





今酷い顔をしている筈。


一応教室へ戻った俺は午前中と同様接客している。




悪いけど、そんな気分にはなれない。

酷く不機嫌な表情を漂わせている所為か周りからは溜め息ばかりが耳に入る。

もうこの場から消えようかなと考えていると下げていた視界に誰かの足が入った。







「春…」





確かに柚の声。


張り裂けそうな感情の中、視線をゆっくりと上げた。


そこには同じ様に眉を寄せた柚の姿。