内心、鼓動を高めながらジッと見つめる。
目が離せない。
似合い過ぎっつうか…可愛過ぎ、
反則だろ。
「まーた、柚の事見つめちゃってー…可愛いからって」
佐倉がニヤ付いた口調を向けてくる。
図星から避ける様に素早く視線を逸らした。
「まあ、アンタ達似合ってるんじゃない?普段とは違う感じで」
「うん、二人とも似合ってるよ!」
耳に入った柚と佐倉の感想。
嬉しくないと言えば、嘘になる。
「夏子と柚も可愛いよな、春」
「ああ…」
俺に振るな。
一度逸らした視線が元に戻せないのは柚が直視出来ないから。
本当はもっと見たい、けど…
客が女だけで本当に良かったと心から思った。
