君の光を想う






「お待たせ!」




佐倉がドアから姿を現した。

手にはおばさんが用意してくれたであろう飲み物やお菓子を乗せたお盆を持っていた。

テーブルへ下ろすと佐倉がグラスに飲み物を注ぎだした。

それを見た柚が手伝う。






四人、立ち上がった儘グラスを手にする。


誰が合図する事なく、乾杯をした。


誕生日おめでとうの挨拶を四人一斉に放つ。





早速二人で購入したプレゼントを渡す事にした。





聖にはブレスレット。




「サンキュー」と嬉しそうにその場で身に付けてくれた。





佐倉には好きなキャラクターのグッズを集めた物。




嬉しいと受け取ってくれた。