不意に何枚かの写真が目に入る。
それは知らない顔の奴ばかりで引っ越し先の学校の仲間なのかな。
「これはあっちの学校の奴…?」
「そうそう、皆良い奴ら!」
「やっぱり聖の周りには沢山人が集まるね!」
改めて本当にそう実感した。
聖の周りの奴らは皆笑っていて。
やっぱりこいつには色んな意味で人を引き付ける力がある。
「何々?ハルハル、嫉妬ー?」
「……アホ」
「心配すんな、お前達の事はいつも自慢してた。最高の幼なじみだって」
柚を見ると照れ臭そうに笑っていた。
俺も、正直嬉しかったのは事実。
メニュー