君の光を想う





背が高めな顔が整っていて、いかにも女受けしそうなルックス。



誰だよ、誰……見知らぬ、?




「やっと来たな?その無愛想な顔、その顔、やっぱ面影あるなー…春と柚だろ?俺!俺だよ!聖!聖也!!」





聖也…聖。







『ダメー!花が可哀想!』




薄らと思い出される記憶。
これは…




『んだ、このガキ!どけ!今はむしゃくしゃしてんだよ!』


『花を、潰さないで!可哀想!』


『ガキ!どけっつうの!』


『──…柚!』


『春…』


『何だァ、この弱っちそうなガキは?蹴り飛ばしてやろうか?!』


『──春!』







『俺の幼なじみに何してんだよ!!』


『─ぐァー!』




『春!柚!大丈夫か?』


『『聖…』』






「「聖……?」」