頬へ手を伸ばし、 そっと撫でると擽ったそうに目を細めて暖かな眼差し。 「春、大好き」 不意に頬へ柔らかな感触。 一瞬が何が起きたか分からない。 それが唇の感触だと理解するもその原因の奴は早くも眠りに落ちている。 鼓動は熱く高鳴るばかりで。 寝れるか…─── そう胸の内で呟くも瞳に映る愛しい寝顔には自然と笑みが零れる。 「…好きだ」 お前の心に届くだろうか。