君の光を想う





理解出来ないまま、
佐倉を目で追い掛けると聖の席へ辿り着いた様子。





「ちょっと!アンタもこっち来て、何か言いなさいよ!」






怒る佐倉の視線の先にはいつも通り女子に囲まれる聖の姿。

何か、いつもより数増えてないか?





「俺、今忙しいしー…春と柚の事が学校中、回ったみたいでいつも以上に女の子が増えちゃってさ。これも春のため!」


「増えちゃって、って…随分嬉しそうだけど?!」


「そりゃあ女の子大好きだし、俺は春と柚が幸せならそれで良いよ」






笑みを浮かべて、そう口にすると続きとばかりに周りの女子達に笑顔を向けている。

佐倉が呆れた表情で振り向き、俺達の元へ戻って来る。