目先には何通か落下する手紙らしきモノ。 下駄箱のロッカーを開けた直接の出来事。 拾って見れば、『倖谷くんへ』と綴ってある。 「あら、良いご身分。」 いつの間に背後にいたのか、それだけ告げた佐倉はスタスタと教室へと進んでいってしまった。 何だ、その言い分。 つーか、何で今更…… 中身は、呼び出し。 行かない訳にも行かないので、呼び出された時間に行き、「………悪い」とだけ告げた。 好きな奴が居るなんて言った日には面倒になるに違いない。 柚と話せてない。 クラスも同じで家も隣なのにな…