「何ソレ?アンタもアンタだよ?今日黒板で女の子に親切にしたでしょ、教室や廊下で「倖谷君優しいー」って飛び交ってたよ!なーによ、春も聖もいい気になっちゃってさ!」 「……ぶ」 「あー今、笑ったでしょ!」 佐倉の強くなる焦り様に思わず吹き出してしまった。 口元を掌で覆う。 聖、お前に一番見せてやりたいよ。 お前も佐倉の耳まで真っ赤にする姿を、可愛いと思うかな…