君の光を想う




嫌な予感を振り払うように無心で無我夢中で道を走る。



何処に行くのか、聞くべきだったなんて…考えたってもう遅い。
こういう事が初めてな訳じゃない。



過去に何度かあって…その時は大抵迷子。

普段柚はこんな時間まで遊んでるなんて事はないし。


近くの駅にビルがあって、俺の学校の大体のやつはそこで遊んで帰ったりする。



まずはそこからだ。