君の光を想う




「俺、行きます」


『本当?ありがとう。春くんなら柚の居場所分かるかなと思って…本当にありがとう。ごめんね』



電源を切って、未だ夜は肌寒い外へ出る。

辺りを見渡しながら走りだした。