胸の高鳴りをおさえながら、ようやくケーキを食べ終わり、「ごちそうさま…」と、お皿を置いた。
と、天馬が、
「…ねぇ、理沙?」
と、私の顔を見た。
「どうか…した…?」
栗色をしたつぶらな瞳で見つめてくる天馬に気恥ずかしくもなって、目をそらそうとした。
「あっ…こっち向いてて」
天馬の手が頬に触れ、続いて顔が近づいてきたかと思うと、唇の端を濡れた舌先で舐められた。
静まり返る部屋に、ぴちゃりと湿った音が響く。
「なっ…なに?!」
何が起こったのか、一瞬理解ができなかった。
と、天馬が、
「…ねぇ、理沙?」
と、私の顔を見た。
「どうか…した…?」
栗色をしたつぶらな瞳で見つめてくる天馬に気恥ずかしくもなって、目をそらそうとした。
「あっ…こっち向いてて」
天馬の手が頬に触れ、続いて顔が近づいてきたかと思うと、唇の端を濡れた舌先で舐められた。
静まり返る部屋に、ぴちゃりと湿った音が響く。
「なっ…なに?!」
何が起こったのか、一瞬理解ができなかった。


