夜草さんを押しのけて、私もイスに座った。 「そんなに真っ赤になるこたぁねぇだろ」 「…!?」 慌てて両手で、頬を隠した。 「そう言うのは、普通言わないんですっ!!」 「ほぉ」 …ほぉって!! 「夜草さんって、性格悪いです」 「男だからな」 「関係ないです」