さっきより頬が赤くなった。 「…意味…わかる?」 「わ、わからないっ」 絶対わかってるのになー。 俺は絢音に近づく。 一歩前進すると一歩下がるの繰り返し。 絢音は壁にぶつかった。 「…裕斗くんっ…間違ってない!?ちゃんと考えて…っ」 顔を真っ赤にして言う。