「家…着いたけど…」 「…入ろう?」 絢音がにっこりと笑った。 「…開けて?」 俺は言われた通り、鍵を開けた。 電気はついていない。 多分誰もいないんだと思う。 「おじゃまします」 「うん」 俺は入ると電気をつけた。 …え? 「ちょっ…絢音!」