私は頷いた。 リビングに通される。 いつも来てるのに、緊張する。 「その辺に座って」 裕斗くんに言われた通り、椅子に腰掛ける。 少しして、裕斗くんがオレンジジュースを持ってきた。 「はい」 「ぁりがと…」 一口だけ飲む。 「…メール見たよ」 「うん」