…どういうこと? 裕斗くんは…私が好き…? でも私は健斗が好き…? 健斗は静が好きで…… 考えると頭がこんがらがる。 「…訳わかんない…」 私は左手を額に当てる。 今日、裕斗くんに告白された。 “好きだよ” あの声、顔が鮮明に思い出される。 なに考えてんの…私…。