遠い宇宙の果てで

シャルロットたちは勇敢に剣を振って敵国の飛行部隊と戦い、時々地上に降り立つこともあった。彼らはただの剣士ではなく、魔法の力を借りて飛んだり跳ねたりしながら戦ったり、剣から雷や火を帯びさせて戦うこともできる。ルビナスは特に無理をしがちなシャルロットを見守り、彼の回復に気を遣っていた。王女はなるべく他人の力は借りまいと先頭で剣を振ったり杖を使ったり、力強く戦っていた。竜たちも火を吹いたり爪でひっかりたり相手を氷にしたりして戦っていた。


激しい戦いをしながらたどり着いた場所は、魔法牢獄。

そこは砂漠の中の灰色のコンクリートで造られた大きな建物であった。王女の作戦は、この牢獄の束縛の呪文を解き、すべての囚われている凶暴化した聖霊の化身たちを元に戻し、彼らに建物を破壊させて、願わくば敵陣を封じ込めるということであった。

牢獄の束縛の呪文を解く方法はウォールデンが心得ていた。しかしそのためには牢獄の根幹部に侵入してあることをしなければいけないということであった。彼らは少し飲食をした後、竜たちの大きさをライアと同じくらいにしてその魔法牢獄の中に侵入した。その中に入ると、そこはセキュリティーの管理室であり、いろんなうめき声や壁、おりに何か大きなものがぶつかるような音がしていた。
「とにかく進みましょう。」
王女は意気揚々と皆に行った。ウォールデンが先頭になって彼がその中を進んでいくと、その牢獄の根幹部である場所にたどり付いた。
そこは、大きなドームの形をした場所であり、ウォールデンのとんがり帽子が天井にぶつかりそうなくらい天井が低かった。その中心に複雑な模様の魔法陣が描かれており、その中心にはなにかをはめるような丸い穴が設けられていた。
「ここに、聖なる石をはめこめば、ここの牢獄の呪文は解かれる。神が用意した切り札だ。」
ウォールデンはそう言うと、愛美に近づいた。愛美の首輪についている石のうちの1つがさまざまな色の光を放っていた。