比奈には、当分ここで暮らすことを告げた。

比奈は、
「はい」
としか、言わなかった。


月曜日の朝、起きたばかりの比奈を見ても、
ただニコニコ笑っているだけだった。

少しの違和感と、沢山の不安を感じつつ、学校へ向かう。