「そんなのね、怪我したって言ってた時から気付いてたわよ!気づいてないのあんただけじゃないの!?」 姉は馬鹿にしたように言った。 母は言いづらそうに 「でも…比奈ちゃん、笑ってたでしょ?だから、いじめられてるの?って聞けなくて…」 「比奈ちゃんが無理!って言ったら、助けようってことにしたの。」 姉は辛そうな顔をした。 「怪我した比奈ちゃん見るたび、悲しくなったよ。でも頑張ってるから…心の中で応援してたの。」 一筋の涙を流した姉は走って自室に行った。