辺りを見ても桜の木は一本もない。しばらくキョロキョロ探していると、山にある大きなピンク色の木を見つけた。 「…もしかしてあれかも!」 興味津々でその山に咲いている桜の木まで飛んでいった。 ……バサッ! 「…よっと〜!」 地面につき、暫く茂みを掻き分け、歩いて行くと桜の木には1人の女の子が座っていた。 「あ……っ!」