「でもなんで分かったんですか?人間の貴方が?」

私からも質問をすると、彼はフッと笑いその場から立ち上がった。

「…俺は人間なんかじゃない。」

「…えぇ!?それじゃあ人間じゃないなら貴方も天使?」

「クッ!…違うな♪」

彼は私の質問を聞くと、笑いをこらえる様にして言った。