「ありがとう……わぁ〜〜!」

「どう?」

「凄くいいよ!ありがとうルカちゃん!」

「クスッ…どういたしまして♪」

鏡を覗くとナチュラルメイクに仕上がっていて、髪形はアップで優しい感じに巻かれていた。

アクセサリーは巧くんが選んでくれた、桜をモチーフにしたペンダントにピアス。優しい色をした薄ピンクのドレスにピッタリだった。

「さぁ、真李亜様、行きましょうか。」

「……はい!」

いよいよこれからパーティーが始まる。気を引き締めていかないとね!お母さんやお父さん、お祖父様に恥をかかせないようにしっかりしないとね!