それからしばらくしてルカちゃんが戻ってきた。ルカちゃんは私の格好を見ると凄く驚いていた。『何処から見てもプリンセスだね!』って言ってくれた。 私はもちろん嬉しかった。でも巧くんのあの目線をそらしたのがまだ気にかかっていて、心から喜べなかった。 「大丈夫?緊張してるの?」 「う、うん……それもあるよ。」 「それも?他に何か心配事でもあるの?」 しまった! 「なんでもないよ!でも、緊張はしてる……。」 「プッ…あははっ!……よし!メイクとヘアスタイルは終わったよ。」