「着れた?」 「う、うん。」 「開けるよ?」 「うん。」 シャーー… 巧くん、“似合ってる”っ言ってくれるかな。 私は期待を胸に抱いて、カーテンが開かれていく間、そんなことを考えていた。 「!!」 「どうかな…?」 「あ…えっと…似合ってるよ。」 あれ?今、目線そらしたよね? 似合わなかったのかな? 私の心に不安がこみ上げてきた。 「あ…ありがとう。」 「「……………。」」 「……それじゃあ俺は用が済んだから、また後で。」 「あっ……うん、ありがとう。」 パタン