「う…っ……もうダメ……限界……!」

「まだまだ!こんなものじゃダメよ!」

ぎゅーー!

「くっ…苦しい……。」

キュッ

「よしっ!これでいいわよ。」

「うぅ〜〜……気持ち悪いよぉ〜〜。」

「我慢我慢。慣れれば大丈夫よ♪」

「えぇ!ルカちゃんは慣れるほどコルセットをしてるの!?」

「まぁね。」

「凄いね……。」

いよいよ今からパーティーが始まる。部屋の中から下を見ると、いろんな貴族の人達がゾロゾロと城に入ってきているのが見えた。私は今ルカちゃんにドレスを着る前の手伝いをしてもらっていた。なんでもコルセットって言うのでウエストを細くするとかで、今私のお腹は凄く苦しい。でもお腹引き締まることで胸元が綺麗に見えるとか。でも私にはまだ恥ずかしい気もあったが、鏡で見ると、お腹のラインが綺麗に見えてちょっと嬉しくなった。